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文化財めぐりコース

浅草散策コース

コラム

浅草神社のびんざさら

都指定無形民俗文化財(民俗芸能)
指定:昭和31年11月16日
写真

浅草神社のびんざさら 肩揃

 びんざさらは、「拍板」「編木」などと書かれる楽器です。長さ15cm厚さ6mmの檜板を108枚連ね、両端を持ち開閉することで板を擦り合わせて音を出します。この楽器を使う舞が三社祭の初日に奉納されます。

 三社祭の幕開けとなる金曜午後の大行列の中程に、赤青一対の大きな獅子頭、膝まで届く赤毛のカツラを被った大太鼓役、綾井笠で顔を隠したびんざさら役3人・摺太鼓役2人・笛役2人他、「びんざさら舞」を舞う人達が並びます。大行列が神社に到着すると、彼らだけが昇殿を許されます。拝殿にて、雌獅子舞・雄獅子舞・雌雄獅子舞(つるみ舞)の3つの獅子舞と、種蒔(たねまき)肩揃(かたぞろえ)鳥馬口(ちょうまぐち)蹴合(けあい)の4つのささら舞を奉納し、五穀豊穣等を祈願します。

 『浅草寺縁起』には鎌倉末期に三社祭が始められた頃の姿が描かれていますが、この中に「びんざさら舞」の姿も見られます。中世以来の芸能を今に伝える、貴重な無形民俗文化財です。