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生涯学習情報トップ > 施策情報等 > 乳幼児期からの子供の教育支援プロジェクト > 教えて、先生! > 動きと遊び > 008 体を動かすためにはどんなことをすればいいの?

008 体を動かすためにはどんなことをすればいいの?

乳幼児期は体を動かすことが大切だと教わりましたが、どんなことをすればいいですか?
子供は本来、動きたい気持ちを持っているもの。難しく考えないで、子供が関心をもつことや楽しんでいることを活かして、体を動かしましょう。

乳幼児期の「運動」はスポーツではなく遊びです。何かを身につけるために行なっているのではありません。スポーツ教室などで特定の運動だけをしていたのでは、その運動は得意になるかもしれませんが、やったことのない別の運動は上手にはなりません。運動発達の研究でも、スポーツ的な指導、画一的な指導を行なっているよりも、いわゆる遊びとして、自分のやり方で体を思いきり動かし、色々な遊びを行なっている子供の方が運動能力は高いとされています。

子供は興味のあるものに関わっていきます。まずは興味のある環境が周囲にあることが大切です。子供にとって面白そうなこと、楽しそうなことです。これを人と場所とで考えてみましょう。親やきょうだい、友達など周囲の人たちが面白そうなことをやっていたり、楽しそうな雰囲気だとどうでしょう。近寄ってきたり真似していたりしませんか?また、好奇心をそそられる場所や、変化のある所には指示しなくても関わっていることがありませんか?高いところがあればよじ登ったり、段差があれば飛び降りたり、お行儀は悪いけれどベッドの上でぴょんぴょん跳び跳ねたりなどです。これこそが子供にとっての運動です。

乳幼児期は、身近な親やきょうだいの影響が特に大きいので、親がその気になればもともと活動欲求の高い子供は夢中になって遊ぶ(運動する)でしょう。難しいことはありません。公園などの広い場所に連れて行ったり、親子で一緒に遊んで、たっぷり体を動かしましょう。

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