親子の関係
乳幼児期の親子のコミュニケーション
やってみよう、赤ちゃんとの遊び!
0歳~1歳くらいの赤ちゃんは、大人が顔や手を動かすと、じっと見て覚え、やがて自分でやろうとします。この遊びが赤ちゃんとの大切なコミュニケーションになっています。赤ちゃんと目を合わせて、喜んでいたら繰り返しやって見せてあげてくださいね。赤ちゃんは、ゆっくり反応します。
0歳~1歳くらいの赤ちゃんと向き合ってできる簡単な遊びを紹介します。
【れぇろれぇろ】
- ・「れぇろれぇろれぇろ」と歌いかけながら、上唇をなめるように、下を左右にゆっくり動かします。そして赤ちゃんが返事をしやすいように、少し待ちましょう。
- ・親が見本を示し、少し待っていると赤ちゃんはじーっと見て真似をします。
例えば口を開ける、口の中で下を上げる、下を出すなどの動作をします。
- ・これ以外でも、赤ちゃんが注目する単純な動作で遊べます。
【にぎにぎ(手遊び)】
- ・「にぎにぎ」の歌に合わせながら、手を開いたり閉じたりします。
- ・動作を見せたら、赤ちゃんの様子を見てください。腕を動かしたり、口を開けたり、声を出す赤ちゃんもいます。一生懸命、コミュニケーションをしているのです。
- ・赤ちゃんが喜んでいたら、繰り返し遊んで楽しみましょう。
- ・イラストでは、お母さんが両手で「にぎにぎ」をしていますが、両手の動きを見ることは赤ちゃんには難しい事なので、最初は片手でやるとよいです。
- ●お座りができるようになったら、拍手をしながら「ぱちぱちぱち」や「じょうず、じょうず」等の言葉かけも遊びになります。赤ちゃんが真似をしたら大いに楽しんでください。
- ●人とのやり取りの遊びをすると赤ちゃんの模倣する力が伸びていきます。そして赤ちゃんの心が安定します。何より、赤ちゃんと一緒に遊べると、大人が嬉しいですね。