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東京都生涯学習情報

都立高校教育支援コーディネーター事業
支援団体の授業紹介

社団法人 青年海外協力協会

★ 支援した授業の紹介<都立石神井高等学校>
 社団法人青年海外協力協会は、開発途上国の人々のために自分のもつ技術や経験を活かして活動してきた青年海外協力隊のOB・ OGを中心に組織されている、外務省認可の社団法人です。独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施するボランティア事業(青年海外協力隊・ シニア海外ボランティア)の支援活動、広尾駅のすぐそばにあるJICA「地球ひろば」の体験ゾーンの運営等を行っています。また、「地球生活体験学習」 として、様々な国の文化を紹介する独自の教材の貸出しや、青年海外協力隊体験談・異文化理解ワークショップの講師派遣事業を行っています。

★ コーディネートの流れ
担当教員と打ち合わせ
 学年や人数、授業のねらいにあわせて、当日のプログラムや使用する教材等について打ち合わせを実施。
  ↓
講師の決定
 打ち合わせに基づき、講師の専門分野も考慮して最適な講師を選定。講師と当日のプログラム進行について打ち合わせ、 講師が当日進行について計画。
  ↓
事前学習用資料の確認と当日進行確認
 講師の資料についての内容を確認し、学校に送付。会場や進行について学校と確認。
  ↓
当日

★ 石神井高校の授業紹介
 石神井高校では、6クラスに1名ずつの講師が入りました。青年海外協力隊で派遣された国は、パラグアイ、ベトナム、ガーナ、エジプト、ホンジュラス。 職種も家政、コンピューター技術、理数科教師、美術と幅広く、現地で生活しながら多様な活動をされてきた方たちです。
 事前学習用の資料として、講師の氏名、派遣国、派遣期間、職種、そして活動内容が記載された講師紹介のシートが配付されています。
 内容と進行は、講師によって様々ですが、派遣国の言葉での挨拶から始まり、現地の生活や文化、活動した内容について、写真や資料を使いながら紹介します。 開発途上国と日本とのイメージについて話し合うグループワークを取り入れているクラスもありました。生徒は、珍しい食べ物や風景の写真に驚きながら、 幅広い年齢の子どもが同じクラスで一緒に勉強している状況や、文字を読めない人の生活などについて知り、開発途上国ではどのような活動が必要とされているのかについて考えていきます。
 それぞれの講師から、高校や大学時代の生活、なぜ青年海外協力隊に参加しようと思ったのかなどについても話していただきました。

授業の様子1      授業の様子2

授業の様子3


生徒の感想文から
  • 私たち一人一人の努力で変えられることがたくさんあると思いました。小さなことでもしていけたらと感じました。

  • 自分の好きなことや、技術を活かして国際協力できると知り、視野が広がりました。

  • 国によって、幸せの形は色々あるということを知りました。

  • 私も、世界から見て恵まれた立場にいる以上、何かできることがないか探してみたいと思います。


  • 団体からのメッセージ
     海外ボランティアの経験者は現地の人々と共に生活し、共に働きながら、様々な価値観に出会い、心を揺さぶられる体験をしてきました。 私たちが見てきたものは、そこに生活する人々のたくましく活きる姿や、人と人との温かい心の絆など決して忘れることのできないことばかりです。
     当協会ではこの貴重な体験を、ワークショップや映像を通して生徒に感じてもらい、そこから自分自身を見つめなおす場を、そして、 新しい一歩に挑戦することの意味を考えてもらう授業を展開していきます。
     未来を創る子どもたちと共に「生きる力」を育んでいきたい。プログラムにご興味のある方は、以下をご参照下さい。

     団体HPアドレス 
     http://www.jica.go.jp/hiroba/study/at_school/haken.html



    <都立学校支援部会>
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