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東京都生涯学習情報
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学校支援の事業紹介
 
 
 限られた資源を大切に!「地球温暖化とリサイクル」
― シャープと気象キャスターネットワークとの協働による取組(2) ―
 
 主催:シャープ株式会社、NPO法人 気象キャスターネットワーク

 板橋区立志村坂下小学校では、6年生を対象に『地球温暖化とリサイクル』の授業が行われました。環境をテーマにした出前授業の中でも、「リサイクル」をテーマに挙げているものは非常に少なく、この新しい取組に対するシャープの熱意が十分に伝わってきます。

 講師は、気象キャスターネットワークからは藤森涼子さん、そしてシャープ株式会社環境企画推進部の中井剛男さんです。前半は、地球温暖化とは何か、その原因等について藤森さんが授業を進めます。地域の実情に合わせて資料を作成し、工夫された説明に子どもたちは真剣に聞き入っていました。

 
空気と二酸化炭素の温まり方の違いを調べる実験です。  
空気と二酸化炭素の温まり方の違いを調べる実験です。
リサイクルで冷蔵庫を分解している写真です。 
リサイクルで冷蔵庫を分解している写真です。

 後半はリサイクルの学習です。このまま石油などのエネルギー資源を使い続けると、100年以内には深刻なエネルギー不足となります。製品を大切に使い、きちんとリサイクルして活かしていくことが必要です。中井さんからは、リサイクルの必要性、そして分別の意味について、パワーポイントを使った説明がありました。冷蔵庫や洗濯機をリサイクルしている工場のビデオでは、一つ一つの製品が人の手によって分解されていく、普段なかなか見ることができない映像を見ることができます。ゴミではなく資源となること、そしてリサイクルに出す時には冷蔵庫等を空にしておくことで、作業がスムーズに進むことがよくわかりました。
 
磁石を回転させて銅とアルミを動かす装置です。  
磁石を回転させて銅とアルミを動かす装置です。

手回し分別機。鉄とプラスチックとアルミを分別します。なんと手作りです。 
手回し分別機。鉄とプラスチックとアルミを分別します。
なんと手作りです。

 その後、学年を2つにわけ、「空気と二酸化炭素の温まり方の違いを調べる実験」(地球温暖化)と「磁石の力を利用して、鉄・アルミ・プラスチックを分別する実験」(リサイクル)を同時並行で行いました。(途中で入れ替わります)
 分別の実験には、手作りの手回し分別機が登場します。ハンドルを手で回すだけで、鉄とアルミ、プラスチックが分別されてケースの中に落ちていくのを目の当たりにすることができます。磁石を回転させて銅とアルミを動かす実験もできます。はじめて見る装置や機械に子どもたちの目が輝きます。みな、夢中になって実験に取り組んでいました。自分の身近なところから環境を見つめ直し、実践を促すきっかけづくりとなる授業でした。

 
 
  • シャープ株式会社のお問い合わせ先
     〒545−8522 大阪市阿倍野長池町22番22号
     電話番号 06−6625−0438
     ファクシミリ  06−6625−0153
     シャープ株式会社「社会環境活動」のホームページ
     http://www.sharp.co.jp/corporate/eco/index.html
  • NPO法人 気象キャスターネットワークのホームページ
     http://www.weathercaster.jp/

 
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