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東京都生涯学習情報
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学校支援の事業紹介
 
 
 独占禁止法教室
 主催:公正取引委員会

 テレビや新聞で「公正取引委員会立入検査」、「談合事件摘発!」などのニュースをみることがありますが、「独占禁止法」の内容や「公正取引委員会」の役割について、学ぶ機会はなかなかありません。
 公正取引委員会では、独占禁止法について理解を深めてもらうことを目的とした、中学校での出前授業を行っています。
 
独占禁止法教室の写真1
 練馬区立大泉中学校では、3年生の選択社会の授業でこの「独占禁止法教室」を行いました。今回は2名の職員の方が講師です。
 最初に、独占禁止法を紹介するビデオの上映。店同士の競争があることで、消費者にはどのようなメリットがあるのか、なぜカルテルは禁止されているのかなどについて、登場人物と一緒に考えながら、独占禁止法のめざすものと公正取引委員会の役割について学びます。
独占禁止法教室の写真2
 ビデオの内容についての振り返りのあと、グループごとに商店と消費者に分かれてのゲームです。商品○万円引きや、海外旅行プレゼントなど、他店とどのように違う条件をつけると、消費者が自分の店で買ってくれるか、しかし、どのような事をすると法律違反になってしまうのかなどについて、みんなで話し合いました。

 最後は、立入検査と事情聴取の実際について、職員の方が社長役となった先生に模擬聴取を行いました。カルテルの疑いがある会社に検査に来た職員に対して、最初はごまかす社長と専務。かなり緊迫したやりとりに、生徒たちも身を乗り出して聞いていました。独占禁止法教室の写真3
 「スポーツにルールがあるように、市場経済・競争にもルールがある。」という言葉は、授業の最初にも講師から紹介がありましたが、多くの身近な事例を通してこのことを学んだ50分間でした。
 独占禁止法教室は、通常は中学3年生を対象として実施していますが、1、2年生でも可能です。また、公正取引委員会の社会科見学や公正取引委員会との懇談などについても、ご相談ください。

 
 「中学生向け独占禁止法教室」については下記の公正取引委員会ホームページをご覧ください。学習資料も掲載されています。

  http://www.jftc.go.jp/demae/jyugyou.html

 
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