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東京都生涯学習情報
凄いぞ瀬戸大橋!瀬戸内・四国地域と瀬戸大橋について学習しよう
〜本州四国連絡高速道路鞄結梹末ア所 出前講座2009〜

 本州四国連絡高速道路株式会社東京事務所は、東京及び近郊にお住まいの方からの依頼に応じて、 学校の授業、市民学習会、町内会、子供会等に伺い、瀬戸内海に架かる3本のルート(瀬戸大橋、明石海峡大橋、しまなみ海道) に関する出前授業を行っています。
 今回は、東京都立永福学園における高等部就業技術科1年生の社会科の授業(40分)で行われた、瀬戸大橋についての出前講座を見学させていただきました。

■ 実施日時、実施場所
平成21年9月14日(月)
東京都立永福学園(小林進校長)

■ プログラム内容
 今回の出前講座は社会科の枠組の中で行われるということもあり、架橋に至る歴史的背景や様々な技術だけでなく、 橋の完成による地域社会や生活の変化などについても講座の中で生徒が学習していけるようなプログラム作りがされています。 連絡橋の中でも社会科の教科書に掲載されていた瀬戸大橋が詳しく取り上げられ、生徒たちは、 大きく4つのことを映像や実物などに触れながら学習しました。
  1. 地域の特徴と架橋の必要性
     瀬戸内海で隔たれた四国と本州地域の特徴を学びながら、なぜ瀬戸大橋を作る必要があったのかについての理解を深めた。
    講座の様子1










  2. 架橋に至る背景
     120年前から瀬戸大橋は提案されていたなど、架橋に至るまでの様々な歴史的背景について学んだ。(1988年に完成した瀬戸大橋は、今年で架橋21年目になる。)

  3. 橋の作り方
     橋の作り方について映像を見たり実物に触れたりしながら、複雑かつ多様な工程を経て橋が作られていることを学んだ。またその他に、
    ・外国の落橋の瞬間の映像を見るなどしながら、風の橋におよぼす影響を学習した。
    ・橋の部品の一部に触れ、その重さや丈夫さを体感した。

    ケーブルの一部を持つ様子
    写真:ケーブルの一部を持つ様子
    塔を建設した後、その塔と塔の間にわたすケーブルの一部が披露された。大きさが実際のケーブルの127分の1の太さにも関わらずとても重く、子供たちは実際にケーブルに触れることで橋の工事の大変さ・橋の丈夫さを実感した。)


  4. 架橋がもたらす変化
     橋が完成したことで、本州と四国の移動時間が大幅に短縮され、
    ・産業の発展
    ・交通量の増加
    ・観光客の増加
    など架橋がもたらす地域社会の変化などを学んだ。
 生徒たちは、社会科の教科書でも取り上げられていた「瀬戸大橋」ができるまでの経緯や橋が開通したことによる変化を映像や実物などで知り、橋がもたらす多大な効果や可能性を身近に感じたようでした。
講座の様子2

■ 団体からのメッセージ
 従前まで行ってきた都立学校での取組に加え、今後は小中学校の授業や市民会などへも広めていきたいと考えています。(今年度9月には中学校でも行いました)
 弊社HP等に加え、東京都教育庁及び教育コーディネーターと連携を密にすることにより、「出前講座」の充実に努めたいと考えています。御興味をお持ちの先生方、コーディネーターの方は、お気軽にお問い合せください。

http://www.jb-honshi.co.jp/news/090703news-1.html
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